【意外と役立つおもちゃの話】おもちゃって子供の成長に役立つの?

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祖父母がおもちゃをたくさん買ってくる…出かけるたびにおもちゃをかってしまう…などいろいろな事情でおもちゃがたくさんあったり、家が散らかるのが嫌だからという理由でおもちゃを最小限にとどめていたり、子供のおまちゃ事情は様々あると思います。
今回はおもちゃの子供への影響と効果について解説します。

おもちゃに期待できる効果

子供がおもちゃで遊ぶことで成長する能力は指先を動かしたり、目や耳などの語感からの刺激によるものがメインとなっています。
おもちゃ以外の日常生活ではなかなか鍛えられないものばかりなので、乳幼児にはとくに有用な効果となっています。

  • 手先の微細な運動能力、身体の運動能力の発達
  • 学習能力が向上
  • 集中力・思考力が身につく
  • 想像力・創造力が身につく
  • 空間認識能力が身につく
  • 色彩感覚が身につく

手先や運動能力の向上

おもちゃで遊んでいると子供は「つかむ」「離す」「動かす」「投げる」など様々な動きを自発的に行うようになります。
最初はおぼつかない動きでも慣れてくれば、上手に遊べるようになり、おもちゃの特性を理解して、おもちゃに合わせた動きもできるようになっていきます。

学習能力の向上

「~すれば、~がおこる」ということを子供が理解していきます。
例えばフタを見れば開けられる、振れば音が鳴るといったように、おもちゃを通じて学習していきます。
また、数字や文字を使ったおもちゃであれば、「これは1だ」や「これはあだ」などおもちゃを通して勉強していくことも可能です。

集中力や思考力が身につく

おもちゃは基本的に子供の興味を引けるように作られており、「やってみたい」や「遊びたい」と興味をもったおもちゃで遊ぶことにより、子供が遊ぶことに没頭し、自然と集中力が養われます。
また、パズルや積み木、ギミックなどがあるおもちゃで遊ぶことで、「このおもちゃはどうすれば面白いのか」を子供たちは自分で考えるので、同時に思考力も鍛えることができます。

想像力・創造力が身につく

積み木やブロックなど子供自身が組み立て、ゴールを決めるおもちゃでは、「車を作りたい」「高く積み上げたい」など完成を想像して遊ぶことによって想像力が鍛えられます。
また、見たことがない、子供独特の発想力も生まれやすく、架空のものや、新しいものを創造していく力も同様に育っていきます。

空間認識能力が身につく

積み木やブロック、ボール遊びなどの自身でくみ上げるものや、投げる、取るなどの動きがあるおもちゃ全般では、おもちゃの形や距離などを立体的に認識していく必要があります。
子供たちは「どうすればうまくいくいくのか」を考えながら遊んでいくうちに、遊ぶのに必要となる空間認識能力が自然と身についていきます。

色彩感覚が身につく

子供のおもちゃは基本的に様々な色が使われており、子供の中で色の好き嫌いなどの色彩感覚や美的感覚が自然と身についていきます。
パズルやブロック、お絵かきセットなど自身で使うおもちゃでも自分の好きな色や、配色などを考慮しながら、遊ぶ姿も見られます。

ほかにも伸ばせる子供のアレコレ

おもちゃは遊ぶことで子供の発達を促す以外にも、子供の心を成長させるのに大変役立ちます。
家での声掛けやママやパパの生活スタイルにもよるところはありますが、一部紹介します。

お片付けの習慣化

一緒にお片付けしたり、「おもちゃは使ったら片付けようね」などの声掛けをすることにより、子供たちの中でお片付けの習慣化ができてきます。
幼稚園や保育園などでもお片付けについては、声掛けなどの対応がありますので、まずは興味をひきやすい、おもちゃを片付けることを家庭で一緒にやっていけば、お片付けを上手にできるようになります。

モノを大切にする心を育てる

壊れたり失くしたときに悲しくなるなど、子供たちの成長に大切なことですが、とくに初めてお気に入りのおもちゃが壊れてしまった時などは、子供が大きなショックを受けます。
その際にモノを大切に扱うことの重要性を子供としっかりお話できれば、乱暴に扱ったりなどが減っていきます。

おもちゃが多すぎると悪影響がある?

皆さん結構お困りなのが、「おもちゃの量」についてです。
適正な量はどのくらいなのか?実はこれ様々議論がありますが、今のところは「与えすぎによる悪影響」は「特にない」という結論のようです。
ただ、複数のおもちゃを同時にあたえたりすると、興味が分散されて1つのおもちゃでじっくり遊ぶということが減るという実験結果はあるようですので、前述した集中力や想像性などの部分に影響は出るのかもしれません。

アメリカでの実験

子供たちにたくさんのおもちゃを与えるグループと少量のおもちゃを与えるグループに分け、その姿を観察する研究が行われています。
少量のおもちゃで遊ぶ子どもたちのグループは1つのおもちゃでじっくりと遊び、また、いろいろな工夫をして遊ぶ姿が見られたそうです。

おもちゃの買い方は?

おもちゃの重要性については知っていただけたかと思いますが、いくら子供のためとはいえ、おもちゃは家族が暮らす空間においておくものですから、場所をとったり、ママパパの趣味に合わないものを置いておくのは嫌ですよね。
おもちゃを買い与えるときの重要なポイントは必ずママパパの目を通すこと、おもちゃの量を把握しておくことです。
例えば、祖父母がおもちゃを買い与えてしまうなどがある場合には事前に話し合い、買うときは相談してもらうようにしたり、古いおもちゃが多い時は新しいおもちゃを買う場合は子供と一緒に古いおもちゃを捨てるなど、コントロールしていきましょう。

おもちゃのサブスクもアリ!

おもちゃのサブスクも世間的に浸透してきていますが、これもなかなか便利です。
もちろんメリットデメリットがありますので、簡単にまとめてみました。

メリットデメリット
おもちゃが増えないので、家がスッキリ思い入れのあるおもちゃをとっておけない
月齢に合わせたおもちゃが定期的に借りられる受け取りや返送が手間
おもちゃ選びが楽になる毎月料金がかかる
衛生管理もしっかりしているから安心

おススメのサブスクは?

サブスクもいろいろあり、会社によって様々特色はあるのですが、使ってみてよかったサブスクは「Cha Cha Cha」がキャンペーンで初月1円から使えるので、サブスクを試してみるのはうってつけでした。
おもちゃの破損や交換、送料無料など気になるところにも手が届くので、初めておもちゃのサブスクをやる際は、おススメです。
サブスクでは意外と少ないキャラクターものの取り扱いもあったので、子供たちの反応も上々です。

まとめ

おもちゃの様々な効果をご紹介しましたが、おもちゃは子供にとって本当に重要な役割があります。
ご家庭の教育方針もあるかと思いますが、厳しく教材などで学ばせるだけではなく、おもちゃで楽しく自然に成長を促すことも必要なことだと思います。

ちなみに、私はついつい子供におもちゃを買ってしまう側の人間で、よく妻に叱られていました…
しかし、おもちゃの特性を理解して、子供にあったおもちゃを妻と相談しながら子供に買ってあげるようになり、子供の集中力や想像力がすごく伸びていき、今では子供の発想に驚かされる毎日です。
おもちゃの量についても主夫をやってみて、何も考えずにおもちゃを買い与えたときに家族で暮らす空間が狭くなり、片付けるにしても限界があることに遅ればせながら気が付き、サブスクの利用や新しいのものを買ったら子供と相談して古いものを捨てるルールを導入して、大人にとっても子供にとってもよいおもちゃライフが送れていると思います。
このページがおもちゃのことでお悩みの方の一助になれば幸いです。