子育て中の皆さんお疲れ様です。
日々子供と接していると、子供の感情が爆発してこちらの話も聞いてくれず、わがままを言い続ける時はありませんか?
時間的余裕がある時や休日の家で起これば、対応にも余裕が持てますが、外や時間が迫っている時には精神的にも厳しいものがあります。
そんな時皆さんはどうしていますか?説得し続ける?叱る?放っておく?いろいろな対応方法があるかと思いますが、今回は癇癪を起してどうしようもない時に使えるテクニックを紹介します。
目次
子供がその場から動かなくなってしまった時
子育てをしていると、その場で泣いてわがままを言って動かなくなってしまう光景を見ることもしばしばあると思います。
そんな時に役立つテクニックを紹介します。
まずは抱きしめる
子供がわがままを言う理由は様々ありますが、ママやパパの気を引きたいという気持ちが少なからずあります。
そんなときはまず子供を抱きしめてあげましょう。
そうすることで、抱きしめられる安心感から気持ちが少し落ち着くため、その後の対応につなげることが出来ます。
この時、雑に抱き上げたり、力を込めて抱き上げてはいけません。
子供は抱き上げ方でもママやパパが起こっていることを感じ取ってしまい、暴れたり、さらにパニックになってしまうこともあります。
安全な場所に移動する
安全で周りに迷惑が掛からない場所に移動しましょう。
そうすることで、わがままの発端となっているものから遠ざけたり、ケガやトラブルを回避することが出来ます。
また、なるべく落ち着けるところに移動できると、クールダウンにもつながるのでなるべく静かなところに移動しましょう。
反対にうるさい場所やものが多い場所などでは落ち着かないため、なるべく避けるのが無難です。
気持ちを代弁してあげる
わがままを起していると、気持ちをうまく伝えることが出来ずにさらにひどくなることがあります。
子供の伝えたい気持ちをなるべく汲み取るように心がけて、子供の伝えたい内容を「○○がしたかったんだよね」など気持ちを代弁してあげましょう。
伝わったこと、わかってくれていることへの安心感が、子供を落ち着かせてくれます。
反対にうまく汲み取れない場合もありますが、その時はイライラしたりせず、子供に教えてと素直に聞いてしまうのもいいかもしれません。
気持ちを切り替えられたら褒めるて伝える
わがままを言っている子供が気持ちを切り替えることが出来たら、しっかり褒めてあげましょう。
例えば「さっきはわがままを言われて困っちゃったけど、しっかり気持ちの切り替えが出来てすごかったよ。すごくうれしかった」などしっかり褒めてどう思ったのかを伝えてあげましょう。
繰り返し伝えることで、「わがままを言うと困るんだ、でも気持ちの切り替えが出来たらママやパパはうれしいんだ」と理解できるようになります。
この時に「わがままは絶対に悪いこと」とならないようにしましょう。
わがままは子供の感情や考えを表に出す練習でもあり、その伝え方がまだ未熟なだけです。
幼いころに要望や希望の伝え方も学ばずに、わがままが悪いことだと押さえつけられると、自分の考えなどを人に伝えるのが苦手になり、最悪どこかで感情が爆発してしまう可能性があります。
わがままを言った時にNGな対応
わがままを言った時に絶対にやらないでほしいNGな対応も合わせて紹介します。
怒鳴る・叩く
皆さんご存じのとおり、最悪な対応です。
その場では効果があるかもしれませんが、根本的な解決にならず子供の今後にも悪影響を与えることになってしまいます。
命の危険が迫っているなどの緊急事態などであれば、例外もあるかもしれませんが、子供のわがまま程度ではこの対応をとるのはやめておきましょう。
どうしてもイライラしてしまった時は、別の対応をとったり、子供が寝てから自分にご褒美をあげるなどで何とか落ち着くようにしましょう。
しつこく質問する
「何が不満なの?」「どうしてほしいのか言いなさい」など何度も質問するのはNGです。
子供が話も聞いてくれないほどであればそもそも聞いてないですし、聞いていたとしても伝わらないもどかしさや、圧力を感じて余計にパニックになってしまいます。
質問をする場合は子供を落ち着かせて、子供のペースに合わせて質問をしてあげましょう。
その際も子供が落ち着けるように、なるべくゆっくり優しく声をかけてあげましょう。
置いていくと声をかける
この言葉は非常に危険です。
アメリカの精神医学研究者のグレゴリー氏が提唱した「ダブルバインド」と呼ばれる状態に陥ります。
この言葉には矛盾した複数の意味が込められているため、混乱と強い緊張、過度なストレスを感じるそうです。
「置いていかれるかもしれない」という不安や恐怖と同時に、「きっと置いていかれないだろう」という期待もあるため混乱してしまいます。
その他にも「知らない」「勝手にしなさい」も同様です。
さらに本当に子供たちが勝手なことをすると、怒る人もいると思いますが、子供にとっては矛盾しており、混乱してしまいます。
安易に希望を叶えてしまう
子供の希望を叶えることは絶対に悪いということではありません。
ですが、「わがままを言えば自分の希望が通る」ということにもなりかねないため、節度が必要です。
いつも「わがままを聞いてあげれば大人しくなるから」と希望を叶えてばかりいると、周りの人たちに対しても同様の行動をとるようになり、長年続けてしまうと人格形成にも影響があるため注意が必要です。
また、「わがままを聞いてあげれば大人しくなるから」と子供の言いなりになってしまうのは、ある意味では子供との対話を面倒くさいと感じているのかもしれません。
自分の子供がこれから人と関係を築いていくためにも、節度を持つことは非常に重要です。
ママやパパがしっかり子供と向き合って、学ばせてあげてください。
どうしようもない時におススメな対応
わがままを言ってどうしようもない時におススメなのは、子供の気を逸らしてあげることです。
子供が興味を持ちそうな言葉を投げかけてあげると、さっきまでわがままを言っていたのにケロッとして話に乗っかってきたりします。
注意が必要な点としては子供の消化不良が起きやすいことです。
本来であればわがままや癇癪などが起こる前に効果的なテクニックなので、起こってから使うと「本当は伝えたいことがあるのに」と引きずる可能性があり、子供を傷つけないその場しのぎの方法だと思ってください。
落ち着いてから必ず子供と話し合うようにしましょう。
未然に防ぐ方法については以前解説していますので、参考にしてみてください。
▶【実践してみた】子供の癇癪が起きる前にできる魔法の行動
気を逸らす方法で特におススメのテクニックを紹介します。
抱きしめる
これは以前にも紹介した通り、安心感を与えて声を届きやすくするために、ハグをしましょう。
次のテクニックには、少しでも子供の耳に言葉が届くようにしなければいけないため、言葉だけでなく身体的接触も必要になります。
クローズドクエスチョンからオープンクエスチョンへ
クローズドクエスチョンとは簡単に言えば「YESかNO」で答えられたり、選択肢から選ぶだけの簡単な質問を指し、考えることが少ない分答えやすい質問とされています。
わがままを言っている子供は基本的に落ち着くまで考えることが難しい状態になります。
そのため、気を逸らすにしてもまずは、クローズドクエスチョンから始めて、徐々に意識をこちらに向けるようにしましょう。
オープンクエスチョンとは簡単に言えば「YESかNO」で答えられない質問で、回答の範囲を決めずに相手にゆだねるため、相手が考えて答えるので話を広げやすくなったり、相手の考えを知るのに適した質問方法です。
オープンクエスチョンを使うことにより、考える必要が出てくるため、わがままを言っていた内容よりも今の会話にリソースを割くため、意識を逸らすには最適です。
わがままを言ってるときはクローズドクエスチョンできっかけを作って、オープンクエスチョンで意識を完全に逸らしていく方法がおススメです。
注意点としては、わがままのきっかけになったことには触れないことを徹底しましょう。
あくまで気を逸らしているだけなので、きっかけに触れることで再燃してしまう可能性があります。
まとめ
子供のわがままは成長に必要なことと知りつつも、親としては精神的に辛いものがあります。
とはいえ、対応を間違ってしまうと子供にも悪影響が出てしまう可能性もあるため、ママやパパはかなり板挟み状態でもありますよね。
そんな時は今回紹介した内容を簡単にでもよいので実践してみると、対応に困ることが少なくなるので、幾分か楽になるはずです。
まずはハグなどで身体的接触をして安心感を与え、安全を確保して、言葉で子供に寄り添う、このことだけをまずは覚えていたら、悪い方向には進まないはずです。
子供のわがままに悩んでいる方はぜひ試してみてください。