子育て中の皆さんお疲れ様です。
皆さんは、子供と約束をしたけど守ってくれなかった経験ありませんか?
約束を守ることは、子供自身が周囲と信頼関係を築くうえでも重要なため、約束が全然守れないと人間関係もうまくいかない場合もあります。
信頼関係を築くうえでも非常に重要な約束ですが、今回は子供が約束を守ってくれるようになる方法をご紹介します。
子供と約束をする前に
子供との約束をする前に、まず大人が覚えておかなければならないことを紹介します。
最初は何度も破られる前提
今回紹介する内容を試しても、すぐには効果が出ないことが多いです。
ですが、確実に子供の中に経験として蓄積されていくので、同じやり方ではない約束でもしっかり守れる土台が出来上がってきます。
それまでには約束を何度も破られることがありますし、ママやパパも人間ですから悲しくなったり、腹立たしく思うこともあるでしょう。
しかし、破られても大丈夫なように事前に心構えをしておきましょう。
ママやパパも約束をしっかり守る
子供たちに約束を守ってほしいと思うなら、まずママやパパがしっかり約束を守るようにしましょう。
「あとでね」「今度ね」など子供のお願いを後回しにして、叶えてあげていないことはありませんか?
子供にとってはこれも「約束した」と認識してしまう場合があるので、難しい時はしっかり理由を話して断るようにしなければなりません。
ママやパパが約束を守らないのに、子供には守ってほしいと思うのは高望みになってしまうので、もしも心当たりがあるのなら、まずはママやパパがしっかり約束を守るようにしてみてください。
子供と約束をする
実際に子供と約束するときに有効なテクニックをご紹介します。
まずは簡単に守れる約束をする
まだ約束を守ることに慣れていない最初のころは、子供たちに自信をつけてもらうために、簡単に守れそうな約束から始めましょう。
例えば「お家に帰ったら最初に手洗いうがいをしよう」「朝起きたらおはようって言おう」など日常で毎日できることから始めてもいいかもしれません。
また、「約束を守る」という成功体験を経験してもらうことが目的のため、いつもできていることを「約束」の形にしてしまってもいいですね。
約束を子供と一緒に考える
約束も一方的に押し付けるのは、反発を生んでしまうことにもなりかねません。
また、子供が約束を守れるラインもママやパパ、子供の間でズレがある場合もあります。
前述した「簡単な約束」でも同様です。
例えば「お家に帰ったら最初に手洗いうがい」とママやパパが約束したい場合でも、もしかしたら子供は「先にトイレに行きたい」と思っているかもしれません。
そのため、約束をするときには子供にもちゃんと意見を聞けるのが理想的です。
約束することの理由・大切さを伝える
人は納得すると動くなんて言いますが、これは子供たちも同じです。
理由もわからず一方的に約束を押し付けれても、大人とは違い子供は相手の気持ちや理由を自分で汲み取る能力がまだ発展途上のため、すぐに動いてくれる子は多くありません。
そのため、「なぜこの約束をするのか」「なぜこの約束を守ることが大切なのか」についてしっかり伝えて、子供に納得してもらうようにしましょう。
約束を守れた時のメリットを伝える
誰しもメリットがないことに対しては、やる気が出ないことも多いので、約束をするときは守ったときのメリットを子供たちに伝えて、しっかり認識しれもらうことが重要です。
子供たちに約束を守ったときのメリットを伝える際に、2つのことを念頭に置きながら子供に伝えましょう。
ここでは例として「家に帰ったら最初に手洗いうがいをする」約束をしたとします。
1.子供自身のメリット
子供が実感できるメリットを必ず伝えます。
自分に関係するメリットは、実感しやすくやる気が起こりやすい傾向にあります。
例えば「手洗いうがいがしっかりできると、病気になりにくいから明日も元気にたくさん遊べるようになるかもしれないよ」「手洗いうがいをすぐにできれば、遊べる時間が増えるよ」など子供の好きなことをメリットに含むのもいいかもしれません。
2.ママやパパの気持ちを伝える
子供は信頼しているママやパパの気持ちに、関心が高いことが多いです。
約束を守ってくれた時にママやパパがどのような気持ちになるか、しっかり伝えてあげましょう。
例えば「手洗いうがいが上手にできると、病気になりにくいからママはすごくうれしくなっちゃうな」「手洗いうがいをすぐにできれば遊べる時間が増えるから、パパもうれしくて一緒に遊んじゃう」など約束を守ってくれると「うれしい」という感情を伝えてみると、子供は約束を守ると喜んでもらえると認識できるようになります。
約束を守れたら
子供が約束を守れたら必ずしてあげてほしいことを紹介します。
しっかり褒める
子供が約束をしっかり守ってくれた際に一番重要なのが、しっかり褒めることです。
しっかり褒めることで、自己肯定感も上がりますし、何よりも約束を守ることについて子供が前向きになり、次からも約束を守ることにつながります。
褒めるときは「過程と結果」の両方を褒めるようにしてください。
例えば「手も上手に洗えて、うがいの時も水をこぼさずにできたね。約束も守ってくれてうれしいよ」といったように上手にできた過程もしっかり褒めましょう。
ママやパパの気持ちを伝える
これは約束したときに「守ってくれたらうれしい」気持ちを伝えると書きましたが、守ってくれた時にもしっかり気持ちを子供に伝えてあげましょう。
そうすることで子供は約束を守ると、相手がどんな気持ちになるかをママやパパを通して理解していきます。
子供自身のメリットを実感させる
約束をするときに伝えたメリットを、子供自身が実感できるようにしましょう。
例えば「手洗いうがいが早くできると、遊ぶ時間がいっぱいあるよ」と約束するときに伝えているならば、遊ぶ時間を確保してあげましょう。
反対に約束を守った後に遊ぶ時間を作らず、すぐに次の約束をしたり、「~をやりなさい」といったようにメリットを潰してしまわないように気をつけましょう。
もしも、メリットを潰す対応を続けてしまうと、メリットを伝えたとしても信じてくれなくなり、約束を守らないようになってしまいます。
約束を守ってくれなかったとき
約束を守ってもらうためには、約束を破ってしまった時の対応が非常に重要です。
約束を破ってしまったときの対応について紹介します。
叱らないで過程を褒める
約束を守ってもらえないと、「それはよくないことだ」と叱る方も多いと思います。
実際叱ることも必要な場面がありますが、まだ約束を守ることに慣れていない子供の場合は、逆効果になってしまうことが多いため、ここでは叱らずに少しでもできていることや、行動などに目を向けて「過程」を褒めてあげましょう。
約束を守れない・守らない子供の多くは「約束を破ると怒られる」と知っていることが多いです。
それでも約束を破るのは「反発」や約束の難易度が高かったり、約束の意味が理解できていないなどの「守り方がわからない」、約束という言葉自体が怖いものとしてとらえてしまっており「逃避」として約束を破ることもあるようです。
そのため、叱ることよりも過程を褒めてあげることにより、認識を変えてあげる必要があります。
ママやパパの気持ちを伝える
約束を破られた時にも、しっかり気持ちを子供に伝えてあげましょう。
そうすることで子供は約束を破ると、相手がどんな気持ちになるかをママやパパを通して理解していきます。
この時のポイントはネガティブな内容だけを伝えてしまうと、子供の気持ちもどんどん沈んでしまったり、責められているように感じてしまうため、約束を破られて「悲しい気持ち」に合わせて、少しでもできたことに対して「うれしい気持ち」、子供のことを「信じている気持ち」を伝えましょう。
子供と一緒に考える
次に向けて「どうすれば約束を守れたのか」を子供と一緒に考えましょう。
「子供と一緒に考える」と言ってもママやパパは具体的な方法を提案することは避けて、「質問」を使って子供から解決方法を出せるようにサポートしていきます。
また、この時子供は約束を守れなかった罪悪感を感じている場合もあるため、なるべく優しく質問をして、矢継ぎ早に質問するのではなく、考える時間をしっかりとってあげましょう。
もしも、子供が飽き始めてしまったら、「提案してもいい?」と言ってから複数の選択肢を提案し、子供に選んでもらいましょう。
そうすることで、子供も選んだ提案を自分なりに考えて行動しやすくなります。
質問のテクニックは下記の記事でも紹介していますので、参考にしてみてください。
▶【家でもできる】チャイルドコーチが教える!子供の考える力を伸ばす方法
約束をもっと簡単なことにしてみる
約束を守れなかったときに、できている過程に注目をしてみてください。
すぐに手洗いうがいが出来なくても、手洗いが上手にできたなら次は「手洗いを上手にやろう」など守れなかった約束の過程を分解して、できている行動に対して約束をしてみましょう。
そうすることで次の約束を守りやすくなり、成功体験を積むことが出来ます。
まとめ
子供との約束は根気強さが必要ですが、子供の将来を思えば疎かにすることはできませんよね。
今回紹介した内容は、約束を守るためのトレーニングのような意味合いが強い内容です。
しっかり内容を意識しながら対応することにより、ママやパパにとっても対応によって子供の行動がどう変わるのか、考えるきっかけにもなるんじゃないかと思います。
大切なのは押し付ける約束ではなく、子供と約束の内容についてお互いにできるラインを決めて、理由付けとお互いの気持ちを伝え、成功したら褒めて、失敗したら改善していくことです。
子供と一緒にママやパパも、PDCAを回していけることが理想的です。
今回は筆者も困っていた子供との約束について解説いたしました。
もしも、同じように困っている方がいたら、ぜひ試してみてください。