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子育て中のママとパパお疲れ様です。
出産が無事に終わり、新生児期も過ぎ、乳児として成長が著しくなる時期、できることも増えて今までの状況とは異なり、食の部分では母乳やミルクの量が格段に増え、離乳食も始まり、体の発育ではへその緒が取れてから、ズリバイ、ハイハイ、つかまり立ちと赤ちゃんの成長は早いものです。
そうなってくるとママとパパが注意することや、対応にも大きな変化が訪れます。
そんな1歳未満までの乳児期に、イクメンになる、もしくはイクメンを継続するために覚えておきたい10のコトについて解説していきます。
目次 [非表示]
1.1歳までの発達の過程を覚えておく
最初に覚えておきたいことは乳児期と言われる1歳未満までに起こる、赤ちゃんの発達の過程です。
大人になるとライフステージという言葉を耳にしますが、これは人生の節目となる出来事によって区分される生活環境の段階を指しており、加齢による変化をいくつかの段階に区切って考えることで、生活課題を検討しやすくするなど様々な利用方法がありますが、これは赤ちゃんの成長過程にも当てはまります。
赤ちゃんの場合、成長による変化に置き換えることで、どんな対応や環境が必要なのかなどの「生活課題」が見えやすくなってきます。
とくに覚えておきたい子供の成長過程は下記のとおりです。
上記の時期はベビーガードや離乳食の食器、食材など用意するモノや、できることが広がることにより、誤飲やケガを防ぐために注意しなければいけないことが増える時期でもあります。
また、成長が目に見えてわかる時期でもあるので、覚えておくと子育てのモチベーションを保つにも役立ちます。
2.保育園への入園手続きを把握しておく
近年共働きの家庭が増えているため、保育園への入園が必要な場合は把握しておくようにしましょう。
無認可保育園は基本的に定員に余裕があれば入れますが、各自治体にある認可保育園へは希望した保育園に、必ず入園できるわけではありません。
お住いの自治体で家庭の状況により点数が付けられ、点数により他の希望者との入園の優先順位が変わり、点数が高ければ希望の保育園に入園できる仕組みです。
また、手続きの書類で会社に用意してもらわなければならない書類があったり、保育園の他にも認定こども園などもあり、それぞれ異なった特色もあるため、保育園見学も大切です。
把握しておきたいこと一覧
保育園に入園を希望する場合に、これだけは把握しておいてほしいコトの一覧は下記のとおりです。
園との相性は子供だけではなく、親との相性もあるため、保育園見学はなるべく行くようにしてください。
3.離乳食を用意できるようにしておく
子供の年齢に合わせて、離乳食を用意できるようにしておきましょう。
ここでいう用意とは、「離乳食を作れる」ではなく「食べられるものを用意できる」です。
何が違うのかというと、離乳食を作れるのが最高の状態ですが、今の時代買うことも可能です。
「仕事で時間がない」「料理が作れない」「自作には不安があり精神的負担が大きい」など様々な理由で作ることが難しい場合は、購入することをおススメします。
実際に購入には至らなくても、売っているお店やサイトをしっかりチェックしておきましょう。
売っているところを把握しておくといざという時に役に立ちます。
パートナーが体調を崩した時、子供と二人きりでいなければならない時など必ずありますので、作ることが出来ないなら、最低限確認だけはしておきましょう。
ちなみに今は離乳食の宅食もあるので、送られてくるまでのタイムラグはありますが、パートナーの負担を軽くしたり、買い物の手間をかけたくない場合にも役立ちます。
与えてはいけない食べ物は絶対に把握しておく
最低限購入できるところは把握しておくように記載しましたが、購入する際は月齢に沿ったモノを購入するようにしてください。
月齢によっては食べられないものもあるため、子供のアレルギーの有無とともに確認するようにしましょう。
当サイトでも簡単に食べられないものを紹介しています。
▶【0~3歳】知っておきたい!避けるべき食材
ゆくゆくは作れるようにする
経済的な余裕があればずっと購入でもよいかもしれませんが、家計への負担にもなりますし、商品により味付けの癖があるため、できれば購入を続けるよりも作れると選択肢も増えてきますよね。
筆者も最初は作るのに不安がありましたが、何回もやるうちに慣れてコツをつかめれば調理も簡単です。
パートナーがすでに作った経験があれば、教えてもらいながらコミュニケーションの一環として、離乳食を自作するのも思い出になりますよ。
4.ミルクを飲む量を把握しておく
ミルクや母乳を飲む量は月齢や赤ちゃんにより大きく異なります。
どれぐらい飲めるのかは、パートナーにも確認しながら把握しておくようにしましょう。
完全母乳で育てている場合も同様です。
飲む量は赤ちゃんの成長の指標にもなりますし、男性側が何かの際に用意するときにも必要です。
また、災害時には母乳が出ない場合も多くあるため、ミルクに抵抗がないようにしておくと、災害時に比較的用意しやすくもなります。
5.予防接種や健診に連れていく
予防接種や健診に連れていくのは、なるべくママもパパも体験しておきましょう。
注射で泣いたり、雰囲気で泣いてしまう子供もいるため、精神的な負担が大きいのと、対応方法を早いうちから経験しておくことで、今後の病院に連れていく際の不安を解消できるでしょう。
また、予防接種や健診は連れて行く人の負担が大きいため、パートナーに偏ってしまうと不和が生まれたり、頼りにならないレッテルを張られてしまう場合があります。
予防接種や健診は自治体からお知らせが届く場合がほとんどで、基本的に無料である場合が多いです。
予防接種は年度ごとに接種する種類などが変わる場合があるため、気になる場合は各タイミングと合わせて何を打つ必要があるのかも情報収集しておきましょう。
6.子供がケガをしないように安全策を講じる
子供のハイハイが始まると今までとは行動範囲が大きく変わります。
床に落ちているものを食べてしまったり、コンセントの差し込み口に指を突っ込んでしまったりなど、様々な事故が起こります。
掃除やおもちゃの片づけなど、こまめに行う必要がありますが、仕事から帰ってきてからでもできるため、仕事帰りのルーティンにしていければ、パートナーの負担も軽減されますよね。
赤ちゃんの成長に合わせて、安全策の例は下記のとおりです。
家の環境に合わせて実践してみてください。
7.パートナーの負担を理解する
「ママとパパだけで大丈夫!何とかなってきた!」と考えている方もいるかもしれませんが、育児は非常に精神的にも、肉体的にも負担がかかります。
例えば赤ちゃんの泣き声がするなかで作業をすると、集中力が著しく下がる研究結果もあり、赤ちゃんがいる中での家事や雑事は通常よりも時間がかかってしまいます。
もしも、パートナーが育休をとっていて赤ちゃんと一緒にいる時間が長い場合は、負担や不安が大きいことを理解して、手助けしてくれる人をパートナーと話し合って探すなど行動をしてみましょう。
育休などでママが感じる負担や不安の一部を紹介します。
一部を紹介しましたが、まだまだあります。
定期的にパートナーと話し合って、不安や負担を取り除けるようにしてあげたいですね。
また、積極的に赤ちゃんと関わると誰しも似た不安や負担を感じます。
もしも理解できないなら数日でも一人で対応してみるとわかりやすいでしょう。
育児ノイローゼになってしまう場合もあるため、パパは支えるだけでなくできることはしっかり対応していきたいですね。
8.手助けしてくれる人を探す
息抜きや、夫婦の時間の確保は赤ちゃんがいると、難しくなります。
それだけでなく、1歳までは育休をとって日中も赤ちゃんの世話などをしていると、自分の食事や身支度なども疎かになってしまうことも多いでしょう。
そこで日中だけ、月に数回だけでも赤ちゃんの面倒を見てくれる人を、探しておきましょう。
手助けしてくれる人を探す際には自身との関係性や相性はもちろんですが、パートナーや子供との相性も重要です。
候補となりやすい人やサービスの候補と注意点を確認してみましょう。
9.パートナーとの気持ちのすれ違いに注意する
この時期一番起こりやすいのが、パートナーとの気持ちのすれ違いです。
もしもパパが働きママが育休をとっており、赤ちゃんの世話でママが疲れて、コミュニケーションをとる時間がない場合は要注意です。
とくに人との関わりが少なくなっているママは、赤ちゃんと閉鎖的な環境で多くの時間を過ごし、徐々に肉体的にも精神的にも疲弊していってしまいます。
そんな時に仕事とはいえ、人との関わりが多く、外に出ていられるパパとの差が「ずるい」と映る場合があり、マイナス方向へ気持ちが動く人もいるため、その場合はママの変化に注意して寄り添ってあげるようにしてあげてください。
変化に気が付いた時、筆者がとった行動を紹介します。
最善なのは変化が起こる前からやることですね。
変化に気が付いた時には既にママは辛い状態です。
10.自分を追い込み過ぎない
この時期はまだ「子供」という存在に慣れていないため、仕事もして育児もして、ママのことも気遣うとなると限られた時間の中でタスクが非常に増え、追い込まれてします。
子育ては負担がかかるのは当然で、ママにばかり負担をかけて、パパは仕事で稼いでいるから良い!という考え方は論外ですが、反対に気負い過ぎて自分を追い詰めてしまうと、すべてがうまくいきません。
パートナーとよく話をして、良い意味でお互いに手を抜けるところは手を抜き、お互いを気遣って家族にとって良い状態を作っていってください。
乳児期はまだ子供を含めた家族の形を作る時期でもあります。
まとめ
今回は乳児期に覚えておきたい10のコトをご紹介しましたが、いきなりすべてをやるのは大変です。
できるところから、もしくはママの負担になっているところから始めてみましょう。
赤ちゃんの頃に育児に参加しないのに大きくなってから子供と関わり始め、「育児をしています」というのは、そこまで頑張って育ててきたママは気分のいいものではありません。
育児をするということは、子供を含め家族になっていくということでもあると思います。
仕事もお金も大切ですが、何のために誰のために仕事を頑張っているのかを忘れないようにしたいですね。