育児中の皆さんお疲れ様です。
乳幼児のご飯は皆さん色々悪戦苦闘しているかと思います。
食事以外にも子供にとって必要なモノ、それは飲み物です。
何となくカフェインだったり、体に悪いものや炭酸は避けている方も多いのではないでしょうか。
今回は乳幼児期におススメの飲み物などを解説していきます。
目次
乳幼児期に常飲しても安心な飲み物
乳幼児期に与えるものは「安全面」「利便性」が最も気になるところだと思います。
今回紹介する飲み物はその2点からおススメを紹介します。
湯冷まし
通常の水道水を一度沸騰させて適正温度まで下げた「湯冷まし」が常飲するなら非常におススメです。
湯冷ましは沸騰後にひと肌まで温度を下げたお湯を指します。
一度沸騰させることで、塩素を抜き殺菌することで消化機能が未発達な時期でも安心して飲むことが出来ます。
湯冷ましを作る際に気をつけるべきは「水の硬さ」です。
内臓機能が未発達である乳児期の子供には、ミネラルが過多な硬水を摂取させてはいけないとされています。
ミネラルウォーターを使う場合には必ず軟水のものを使用しましょう。
また、日本の水道水は平均的には軟水とされていますが、一部地域では硬水になる可能性もあるため、気になる場合には、下記サイトでお住まいの地域を調べてみてください。
▶東京大学|あなたの水道水、「硬さ」調べました~ 日本全国水道水の硬度分布 ~
麦茶
麦茶は穀物から作られており、茶葉から作られるお茶や紅茶とは違い、カフェインが含まれません。
麦茶は生後6ヶ月から飲めるとされており、ベビー用麦茶もありますが、基本的には「濃さ」の違いだけなので、大人が飲んでいる麦茶でも最初は5〜6倍、慣れてきたら2〜3倍程度薄めるなどして飲むことが出来ます。
また、乳児期は冷たいままよりもひと肌程度に温めてあげると、飲みやすくなります。
麦茶は栄養の観点ではミネラルが含まれているため、よく汗をかく時期などには水分補給としても適しています。
麦茶を作る際も一度沸騰させた湯冷ましを使い、なるべくその日に作ったものを与えるようにすると、より安全です。
特定の場面で有効な飲み物
栄養を補給したり、水分補給に優れるものなど常飲には向かないけれど、乳幼児期に飲ませられる飲料をご紹介します。
スポーツドリンク、イオン飲料
スポーツドリンクやイオン飲料は水分補給に優れているため、病気で子供が食事をとれず、少量の飲み物しか摂取できない時などに、非常に効果的です。
もちろん医師の指導のもと適量を挙げる必要はありますが、家庭でも用意しやすく効果も高いため、病気の時には用意しておきたい飲料ですね。
とはいえ、ジュースと同じく糖分がたくさん入っているため、子供用であっても飲み過ぎると虫歯になったり、糖分の取りすぎや味覚への影響などデメリットが多いため、普段は飲ませないようにした方がよいでしょう。
夏場などにのどが渇いたなどであれば、麦茶や湯冷ましなどの常飲できる飲み物を用意したほうが安心です。
野菜・果汁ジュース
子供が大好きなジュースですが、基本的に糖分がたくさんものが多く常飲には向きません。
とはいえ、家以外でものむ機会はあるので、ずっと子供にジュースを与えないというのも、アレルギーなどの理由がない限りは難しいでしょう。
常飲させる必要はありませんが、お腹が満たされやすい特徴もあるため、食事前は避けて「特別な時」や「おやつの時」など限定してあげるとよいでしょう。
また、野菜や果汁のジュースも生絞りのものや糖分が少ないものをなるべく選んであげると、デメリットの軽減につながります。
時折、栄養補給の目的でこれらのジュースを選択する人がいますが、糖分が多いため特別な理由がない限り、栄養補給目的であれば野菜そのものやフルーツを食事やおやつの時に与える方が、効果的です。
牛乳
カルシウム、ミネラル、ビタミンB2、ビタミンB12、などを多く含み、野菜や小魚よりも吸収率が高く、吸収率は40%を誇る牛乳は1歳ごろから飲むことが出来、栄養満点で料理にも使用できることから、栄養補給の面でも非常に優れた飲み物です。
とはいえ、常飲には向かず、幼児であれば1日100mlが目安となるので、朝ごはんやおやつの時に与えるようにしましょう。
人によっては牛乳に含まれる「乳糖」が分解できずに下痢を起こす人もいます。
摂取量や個人差があるため、必ず全員が下痢になるわけではありませんが、子供に与える際は体調の変化に注意しながら、体質に合わない場合は無理に飲ませる必要はなく、他の食材などで栄養面を補完してあげるようにしましょう。
また、どうしてもの場合は温めたり少量づつ複数回に分けて与えると、下痢が起こりにくいそうです。
牛乳をのむリスクとして「骨粗鬆症」になるや、「胃で固まる」、「腎臓結石の原因になる」は、今のところ科学的に根拠はなく、適量の摂取であれば問題はないそうです。
▶骨粗鬆症財団|牛乳を飲んでも大丈夫?
飲ませてはいけない飲み物
ここでは乳幼児期に絶対に飲ませてはいけない飲み物の一部を紹介します。
コーヒー・紅茶・コーラ
カフェインが多く含まれるため、消化機能や肝臓・腎臓などへの負担が大きく、機能が未熟な乳幼児期に与えてはいけません。
コーヒーは苦みも強いため、子供に好まれない傾向もあり、体質によっては合わない子供もいます。
また、コーヒーや紅茶などは着色汚れになるステインも含まれているため、幼いころから歯が黄ばむ原因になりますので、大きくなってからにしておきましょう。
コーラはカフェインがコーヒーよりも多く糖分も多いため、こちらも与えない方がよいでしょう。
炭酸飲料も乳幼児期では胃への刺激が強く、お腹も膨れていしまうため、無糖の炭酸水などでも必要がなければ避けて、必要があれば少量にとどめておくのが無難でしょう。
エナジードリンク
「米国スポーツ医学会」が公式声明として、小児の摂取について警告を発しているぐらい、子供にとって悪影響です。
カフェインと糖分を多量に含み、睡眠の妨げになったりカフェイン中毒の危険性もあります。
また一部では天然タウリンを添加物として加えているものもあるらしく、これは心拍数を中枢神経系の過興奮リスクがあり、子供にとっては非常に危険です。
大人は一時的な疲労の回復や覚醒作用を求めてエナジードリンクを飲みますが、それでも生活習慣病や糖尿病など様々なリスクがあり、子供は大人以上にその影響を受けやすいです。
基本的に子供にエナジードリンクは「不要」であるため、与えないようにしましょう。
お酒
酒類を子供に飲ませるのは虐待にあたる場合があり、「子供が欲しがったから舐めさせた」なんて親は猛省して、周りにいた場合は適宜児童相談所への通報を行ってください。
お酒を飲むのは二十歳になってから!
料理に使う料理酒やみりんなどアルコールを含む調味料を使用する場合は、十分に沸騰させましょう。
100ml程度であれば1分程度沸騰させるか、1/2カップ程度であれば強火で一度沸騰させてから弱火にして30〜40秒ほど加熱するとアルコールは飛びます。
まとめ
飲み物は毎日飲むモノなので、常飲する際は安全性が高くて用意をしやすいもの、ジュースなどは毎日ではなくたまにあげる、イオン飲料やスポーツドリンクは病気の時、牛乳は食事の時に適量を飲ませるなど、時と場合に合わせた飲み物をあげることにより効果を発揮します。
何年も前から一般的にも飲料の糖分やカフェインの問題は話題になるようになりました。
子供は大人よりも体が小さく消化機能の未熟なため、大人よりも糖分やカフェインなどの影響を強く受けてしまいます。
生活習慣病や糖尿病、肥満に虫歯など飲料からの影響も大きいので、今回紹介したような飲み物を子育ての参考にしてみてください。